道後温泉本館

古くは古事記や万葉集にも登場し日本最古といわれる温泉で、趣のある木造三層楼の本館は、建物全体が国の重要文化財。「坊っちゃん」を始め、小説や映画などの幾多の名作に松山の顔として登場している。すべすべした肌触りの名湯を堪能した後は、文化の薫り漂う道後の街並を浴衣に着替えて散策すれば、温泉情緒がよりいっそう盛り上がる。

<霊の湯>

神の湯に比べこぢんまりとしていますが、花崗岩の中でも最高級といわれる庵治石や大島石を使った浴室に、壁面には大理石を使用するなど、高級感があふれる浴室になっている。

<又新殿>

明治32年(1899)に建てられた又新殿は、日本で唯一の皇室専用浴室。桃山時代の様式を模して造られた建物は、絢爛・豪華、そして優美さを誇る造りとなっている。木材、石材とも上質な材料を使用し、金箔や襖絵に目を奪われ、障子の組子に変化を持たせたり、天井の張り方を市松模様にするなど、細かく丁寧な仕事は職人の自負を感じることができる。

基本情報

  • 住所
    愛媛県松山市湯之町5-6
  • 営業時間
    <霊の湯>
    6:00〜23:00(札止 22:30) 利用時間 1時間以内

    <又新殿>
    9:00〜17:00 利用時間 案内時間内(15分程度)
  • 定休日
    無休(12月上旬に年末大掃除のため臨時休業あり)
  • 料金
    <霊の湯>
    大人(12歳以上) 460円 小人(2~11歳)160円 
    <又新殿>
    大人(12歳以上)270円 小人(6歳〜11歳) 130円

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