体験
JR岩国駅から車約7分、世界に一本だけの日本酒ができる酒井酒造のオリジナル酒造り体験と47(ヨンナナ)の岩国れんこんランチ/山口県岩国市
酒井酒造のオリジナル酒造り体験とは
酒井酒造株式会社の「オリジナル酒造り体験」は、「夏でも酒蔵を楽しんでもらいたい」という思いから2023年に始まった体験型プランです。持ち込んだお米、または酒井酒造が用意した酒米を使い、仕上がりを思い描きながら仕込みの工程に関われるのが魅力。10kgのお米から約20本の日本酒ができ、火入れ・生酒の希望に合わせて発送してもらえます。オリジナルラベルも付けられるため、岩国で過ごした時間を自分だけの一本として残せるのもポイントです。
今回取材で体験を見せてくれたのは、東京農工大学の3人組。2人は大学院生、1人はこの春に社会人になったメンバーで、大学で研究改良を行っている「さくら福姫」と東広島産コシヒカリを持参して参加したそうです。出来上がった日本酒は、研究室のメンバーや教授も一緒に楽しむ予定とのことでした。早速体験の様子を見ていきましょう!
自分好みの日本酒に近づけるおもしろさ
この体験のおもしろさは、仕込みが始まる前から自分好みの味に設計できること。麹の量、水の量、酵母、完成までの日数を選びながら、甘さや香り、飲み口の方向性を決めていきます。組み合わせによって仕上がりが変わるので、完成を想像する時間まで含めてわくわくする内容です。
今回の参加者は、アルコール度数16%のしっかりした辛口淡麗を目指して設計し、完成後は火入れ加工をして発送してもらうことに。組み合わせによって完成形が変わるため、毎回異なるお米で仕込む酒蔵側も、出来上がりを楽しみにしているそうです。
酒井酒造の体験の流れ
体験は朝9時の説明からスタートします。まず、体験の流れを確認したあと、お米を約3時間水に浸す工程へ。その間は錦帯橋観光にも立ち寄れるため、岩国観光とあわせて楽しみやすい流れです。
酒蔵に戻ったあとは、蒸したお米のやさしい香りが広がる中で仕込みの工程が始まります。
酒造りで使う長い棒状の道具「櫂(かい)」を使ってタンクをかき混ぜる作業作業は、見た目以上に力が必要で、酒蔵ならではの空気を身近に感じられる場面です。
体験後は約20〜25日で日本酒が完成し、発送されます。岩国観光の思い出に、自分だけの味を形にしてみてはいかがでしょうか。
47(ヨンナナ)で味わう岩国れんこんランチ
酒井酒造で日本酒体験を楽しんだあとに立ち寄りたいのが、47(ヨンナナ)です。JR岩国駅から徒歩約10分の場所にあり、岩国観光の途中にも組み込みやすい一軒。ここで味わえるのは、岩国れんこんを主役にしたランチです。ものづくりに触れたあと、その土地の食材を味わえる流れも魅力のひとつ。観光だけでは見過ごしてしまいそうな、岩国ならではの食の魅力にふれられるスポットとして気になります。
47定食は岩国れんこんを多彩に味わえる看板メニュー
看板メニューの47定食(お昼のみのメニュー)は、1,485円(税込・2026年7月現在)。れんこんの天ぷら、きんぴら、和物、サラダなどが並び、ひと皿ごとにシャキシャキ、ホクホクと異なる食感が楽しめます。店主が岩国れんこん農家に嫁ぎ、食べられるのに廃棄される規格外のれんこんをどうにかしたいという思いから始まったランチと知ると、ますます気になるところ。
メインの韓国風チキンは注文後に揚げるため熱々で、ソースはハニーマスタード、ヤンニョム、チキン南蛮から選べます。韓国バルのようなおしゃれな店内で、ランチタイムは予約がおすすめです。
Q&A
Q1。お米は持参が必要ですか?
A1。お米は必ずしも持参しなくても大丈夫です。酒造側で準備するお米を使用して体験することも可能です。
Q2。待ち時間に立ち寄れる岩国の観光地は?
A2。約3時間の待ち時間には、錦帯橋周辺へ足をのばしてみるのがおすすめ。錦帯橋、岩国城ロープウエー、吉香公園など、短時間でも岩国らしい景色を満喫できます。
Q3。47定食にれんこんが多く使われている理由は?
A3。店主の夫が蓮根農家を営んでおり、規格外のれんこんも無駄なくおいしく味わってもらいたいという思いからです。地元名産の岩国れんこんを、さまざまな料理で楽しめます。
関連地域
山口県
本州と九州を繋ぐ要の場所、山口県。城下町として栄えた地域も多く、日本の近代化にあたっては数多くの歴史や偉人がこの場所から生まれました。春は桜、夏は花火と季節毎に違った表情を魅せる錦帯橋、風情ある町並み、美しい庭園に寺社仏閣。またTVコマーシャルのロケ地としても有名になった角島大橋や、雄大なカルスト台、鍾乳洞はまさに絶景。ぜひカメラを片手に旅をしてみてください。