グルメ・おみやげ
こんな濃厚なかき氷アリ!? 夏に必ず食べたいご当地スイーツ/和田の屋(徳島県徳島市)
その奥にあるのが、今回紹介する『和田の屋 本店』です。
徳島名物「滝のやき餅」とは?
滝のやき餅とは、1585年、ここ阿波の国・徳島で誕生した焼き菓子。
当時、阿波藩主への献上品として作られていました。
そのため、阿波藩主の蜂須賀公が愛飲していた眉山の名水『錦竜水』の使用を唯一許されていたのだとか。
そして、その当時の製法を現代にまで受け継いでいるのが、この『和田の屋』なのです。
…と、まあ、前置きはこの辺にしておいて、早速お店の方へ行ってみましょう!
お店の入口前までくると、そのすぐ横で『滝のやき餅』が焼かれています。
菊紋の模様に焼色がついて美味しそう!
中には錦竜水で炊き上げた小豆の餡が。
必見!白糸の滝
やき餅が焼かれているのを見学してから、店内へ。
むむっ! カウンター奥のガラス越しにとっても涼しげな何かが見えますよ!
カウンターの向こうにあったのは、鯉が泳ぐ池と『白糸の滝』。
細い一本の糸のように流れ落ちる滝が心地良い水音を響かせ、異空間のような場を作り出しています。
実はこれ、とある有名な小説にも登場する絶景なんです。
そんな絶景を眺めながら、『滝のやき餅』いただきます!
いただいたのは、滝のやき餅と冷抹茶のセット。
冷めても美味しい『滝のやき餅』ですが、焼きたては格別!
皮目は少しパリッと、でも中はモッチリとした絶妙の食感です。
そして、暑い日には冷抹茶がよく合う!
こんな贅沢、他ではなかなか味わえません。
ここにしかない!濃厚すぎるかき氷
はい、実は本題はこれから。
夏と言えば? そう、かき氷ですね。
『滝のやき餅』で有名な和田の屋ですが、かき氷がとっても美味しいのです!
それがこちら。
徳島の高級砂糖『和三盆糖(わさんぼんとう)』と宇治抹茶のかき氷です。
このままでも美味しそうですが、お気づきでしょうか、横に濃厚そうなアレがありますね?
お察しの通り、和三盆糖蜜です。
これをお好みでドバーッとかけちゃってください。
宇治抹茶も好きなだけかけちゃいましょう!
点てたばかりの上品な宇治抹茶のかき氷にウルトラ濃厚な和三盆糖蜜が絡んで、もうたまりません!
「この美味さ、犯罪的だっ!」と叫ぶ人もいるでしょう、きっと。
甘いのが苦手な人にはこちら!
やまもものかき氷がおすすめです。
このやまももシロップがまた美味いのなんの…
刺激的なほどにスッパくて、汗をたっぷりかいた暑い日にぴったり!
甘い小豆餡やミルクジェラートがいい具合にバランスをとってくれています。
夏の徳島なら絶対!和田の屋のかき氷
和田の屋は全部で4店舗。本店のほか、イオンモール徳島店、徳島クレメントプラザ店、あるでよ徳島店があります。
かき氷を見つけたら立ち寄り必須!
夏、徳島にきたら、絶対「和田の屋のかき氷」を食べてみてくださいね!
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
関連地域
徳島県
四国八十八ヶ所のスタート地点となる徳島県。東西を山に囲まれ、扇状に広がる徳島平野、その先に広がる瀬戸内海。海の幸、山の幸に恵まれ、新鮮な食材を楽しむことができます。また目を楽しませてくれるのは本場の「阿波踊り」。見て楽しむだけでなく、観光客も参加して楽しむことができるのも魅力の一つです。瀬戸内海が魅せる鳴門の渦潮や、秘境祖谷のかずら橋、大歩危峡の川下りなど、徳島の自然も満喫してください。