グルメ・おみやげ
お好みソース消費量日本一!広島県のご当地お好み焼き!
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- 地域
- 広島県
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- フォトライター
- by 瀬戸内Finder 編集部
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- 最終更新日
- 2021年09月21日
広島B級グルメの王様、広島風お好み焼きには地域別に種類がある!? 広島のお好み焼きは1種類ではありません! 地元ライターが特にオススメするご当地お好み焼きをピックアップして紹介します。
実は日本一なんです!
広島風お好み焼きで有名な広島県の一世帯当たりのソース消費量はなんと2.8リットルで日本一なんです!今回はそんな広島のお好み焼きの種類についてご紹介していきます。
1. お米とポン酢でいただく『庄原焼き』
むむ、お米⁉️ そう、これが『庄原焼き』最大のポイント! 町おこしのため、庄原市内のお好み焼き屋さんや法人会青年部(当時、こめぽんズの西田さんが部会長)などを中心に独自のお好み焼きを研究し、麺ではなく庄原の特産である米を使うというアイデアが生まれたそうです。
広島県最北部の町・庄原市のご当地お好み焼きが『庄原焼き』です。お米入りのお好み焼きなんて珍しいですよね!寒い地域で育った、甘いキャベツがたっぷり入っています。ポン酢との相性も最高!庄原焼きが美味しい店、コバヤシをご紹介します!
2. 海軍の歴史が生んだ『呉焼き』
『呉焼き』の特徴は、まず『細うどん』を使うこと。細うどんは戦時中に呉で発展した食べ物で、短時間でゆであがります。呉の軍港で船を造っていた職工さんが、短い休憩時間でさっと食べるのに重宝されました。
「この街は、食も文化もすべてが海軍につながっているんです」
海軍の歴史を感じながら食べる『呉焼き』は格別の美味しさ。二つ折りになっていることや、細うどんを使っているのには、理由があります。呉焼きの名店、多幸膳を紹介します!
3. 山盛りキャベツにミンチが入る『府中焼き』
広島県府中市は、人口当たりのお好み焼き店数が県内随一と言われる『お好み焼きの激戦区』
どどん!! 山盛りキャベツの上に乗せられたのはミンチ。府中市ではミンチ入りのお好み焼きが一般的で、広島県内でも『府中焼き』と呼ばれ大変人気があります。
豚バラではなくミンチを使った、府中焼き。名店「平の家」は、なんと黒毛和牛のミンチが使われています!美味しいのは言うまでもありません!!
4. 砂肝やレバーがゴロゴロ!鶏モツ入りの『三原焼き』
「三原では昔から鶏肉の生産が盛んだったんですが、捨てることの多かったモツ(内蔵)を活用したのが、三原焼きの始まりだそうです」
地元民オススメ!三原焼きの名店「てっちゃん」。
最近流行っているサイクリング関係のお客さんも立ち寄る人が多いのだそう。モツがたっぷり。辛めのソースでいただくと、ビールが進む進む!!
いかがでしたか?
広島風お好み焼きと言っても、様々な種類があるんですよ!
ぜひ現地でその差を味わってみて!!
関連地域
広島県
「嚴島神社(宮島)」と「原爆ドーム」という2つの世界遺産を有し、国内外から多くの旅行者が訪れる広島県。広島風お好み焼き、牡蠣、レモンといった定番グルメから、化粧筆の代名詞ともなった熊野の筆づくり、かつての軍港の姿を残す呉の街並み。根強いファンが多い地元球団やサッカーチームの観戦も見逃せません。また近年では、サイクリストの聖地「しまなみ海道」や、連なる島々を飛び石に見立て名付けられた「安芸灘とびしま海道」など多島美景観を実際に体験・体感できる観光も人気です。