歴史
徳島県・香川県・愛媛県の定番観光スポットめぐり/祖谷温泉、栗林公園、金刀比羅宮、道後温泉

スポット1:徳島県を代表する秘湯「祖谷温泉」(徳島県三好市)
「日本三大秘境」として知られる徳島県の祖谷地方。
祖谷(いや)と読むのですが、どの辺り?と 思ったあなた。大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)は聞いたことはありますでしょうか。
徳島県三好市にあたるのですが、祖谷地方はこのエリアだと思っていただけると分かりやすいです。祖谷渓の小便小僧は見たら「あー」となる名物。
紅葉の時期は息を飲むほどの絶景が見れることでも有名ですが、その絶景を見ながら入ることができる温泉が「祖谷温泉」です。
冒頭写真の温泉も十分魅力的なのですが、ケーブルカーに乗って行く露天風呂も人気。
「せせらぎの湯」と「渓谷の湯」があり、景色に溶け込むような作りが美しい。
お湯の温度が体温と同じくらいなので、長風呂をして景色を楽しみましょう。
スポット2:香川県を代表する美しい庭園「栗林公園」(香川県高松市)
香川県の観光名所の大定番、『栗林公園』。
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で最大の広さを誇ります。
築庭から約400年経った現在でも、その美しさは変わりません。
江戸時代の作庭技術が駆使された広大な庭園を、四季折々に姿を変える樹木や花々が彩ります。
特に紅葉が見頃になる晩秋は多くの人が訪れます。夜のライトアップも綺麗なので、ここは外せません。
香川県高松市の立ち寄り① 子ども心が爆発!「讃岐おもちゃ美術館」
そして高松市に来たら寄っていただきたい施設が2022年4月25日にオープン。
その施設は「讃岐おもちゃ美術館」といって、なんとも興味をそそる名前です。
「0歳から100歳まで楽しめる」をモットーに作られたこの施設は、まさに子ども心をくすぐるものばかり。
香川県内のアーティストや作家、材料が中心で、おもちゃであり、伝統的工芸品でもある作品を手に取って楽しむことができる施設です。
言葉での説明は難しいので、写真と一緒に紹介していきます。
入口からとてもいい木の香りがするので、気持ちが安らぎます。
が、入ってしまえばその安らぎはワクワクへと変貌します。まずはカフェスペースがあります。
いろいろな飲み物や軽食がいただけるので、ひと休みにも最適です。
香川県高松市の立ち寄り② 瓦町に漂うコーヒーの香りの元は多分ここ!「LIMA COFFEE」
そしてメインのエリアでは子供は新しいものに触れ、学ぶことができ、大人はどこか懐かしい気持ちになる空間があります。
まさに「0歳から100歳まで楽しめる」場所なので是非。
瓦町駅からすぐのところにある、リマコーヒー。近くを通るだけでコーヒーの香りが漂い、気づくとフラッと立ち寄ってしまうオシャレで美味しいコーヒースタンドです。
高松付近のクリエイターやアーティスト、経営者などがよく集まって楽しく過ごしており、ここで生まれる新たなコンテンツも多々。出会いの場所にもなっています。
私自身もたくさんの出会いをいただいた場所ですが、まずは何よりもコーヒーが美味しい。
最近はドーナツなどのスイーツもあるので、テイクアウトも店内でのカフェも、どちらもオススメです。
高松市内をブラブラするのに美味しい相棒を片手にいかがでしょうか。
スポット3:香川県と言えば「こんぴらさん」こと金刀比羅宮!(香川県琴平町)
香川県の観光名所、たくさんありますが歴史という視点から見ると、やはりこんぴらさんが代表かと思います。
人を呼び続けた歴史、累計何人がここを訪れたのか考えるだけで煙が出ます。
そしてこの琴平町にも少しずつ活気が帰ってきています。コロナ明けのインバウンドを意識した施設もあり、今回はその施設を紹介いたします。
まずは言わずと知れた「こんぴらさん」こと金刀比羅宮。
御本宮まで785段、さらに奥社までは1,368段にもおよぶ長い石段で知られる、香川県で最も有名な神社です。
稲や麦の実りを表し、病気や災いから守ってくれる黄色を纏った 『幸福の黄色いお守り』が大人気。私も香川県に越してきた時にお世話になりました。
785段を登り切ったとこで、振り返るとそこには海抜251mから見る讃岐平野のご褒美が。
讃岐富士や、天気が良ければ瀬戸大橋も見ることができます。
私のおすすめは春の裏参道です。
こんな景色が見えるスポットを見つけてしまったのです。(秘密です)
香川県琴平町の立ち寄り:こんぴらさん近辺も活気上昇中!「染匠 吉野屋」
琴平駅から少し歩いたところに、この染匠 吉野屋はあります。
創業百有余年。古くからの伝統を守りながら、新しいことに挑戦し続ける4代目の大野さん。
通常の業務をしながら、様々な人とコラボをしたり、若い世代にもっと身近に感じてもらう工夫を試行錯誤しておられます。
この日は家紋のトートバックを見せていただきました。
ワークショップも行なっており、子供から大人まで楽しめます。
ワークショップの詳細はこちらのじゃらんnetからご覧ください。
スポット4:愛媛県でここは外せない!夏目漱石も愛した「道後温泉」(愛媛県松山市)
私自身も何度も訪れている道後温泉。松山市内を走る路面電車での移動がオススメです。
市街地からどんどん街の雰囲気が変わり、味のある商店街に到着すれば、そこはもう道後温泉の帷の中。古き良き空間がそこには広がっており、温泉に着くまでに足を何度も止めるでしょう。
道後温泉には3つの湯があります。
「道後温泉本館」、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」、「道後温泉 椿の湯」の3つです。
オススメは早めか遅めに入ること。ピーク時は想像を超える人がいます。
ゆっくり温泉を楽しみたい方は時間に余裕を持っていくと良いでしょう。
私は本館に入った後、坊ちゃん団子を食べました。本館の中で夏目漱石の資料もあり、窓からの風を気持ちよく浴びながら過ごしました。
すると後ろから「若い頃の漱石マジイケメンじゃん」と女性の声が。
坊ちゃん団子が喉に詰まりかけました。
さらに道後温泉はアートな取り組みも行っておりますので、是非こちらもチェックしてみてください。
道後オンセナート
https://dogoonsenart.com/#1
以上が、徳島県、香川県、愛媛県のいいとこどりプランでした。
瀬戸内海沿いは、海が助手席に座ってくれているので、移動も楽しむことができます。
是非、自分なりの楽しみ方も見つけてみてください。
瀬戸内Finderフォトライター 日髙 慎一郎
関連地域
徳島県
四国八十八ヶ所のスタート地点となる徳島県。東西を山に囲まれ、扇状に広がる徳島平野、その先に広がる瀬戸内海。海の幸、山の幸に恵まれ、新鮮な食材を楽しむことができます。また目を楽しませてくれるのは本場の「阿波踊り」。見て楽しむだけでなく、観光客も参加して楽しむことができるのも魅力の一つです。瀬戸内海が魅せる鳴門の渦潮や、秘境祖谷のかずら橋、大歩危峡の川下りなど、徳島の自然も満喫してください。
