アート・文化

子供から大人まで楽しめる!アートと融合した『四国水族館』/香川県 宇多津町

子供から大人まで楽しめる!アートと融合した『四国水族館』/香川県 宇多津町

新型コロナウィルスが出てき始めた2020年の春、香川県の宇多津町に待ちに待った『四国水族館』がオープンしました。

コロナの影響でオープンが延期され、オープンしてすぐに緊急事態宣言が続く中、辛抱強くファンを獲得し続けている四国水族館。
今回は初記事にも関わらず独断と偏見に満ちた内容で四国水族館をご紹介させていただきます。

まるでラッセンの絵のよう…… 夕焼けをバックにジャンプするイルカ

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まずオススメしたいのは、SNSでも話題になったクリスチャンラッセンの絵のような風景をみることができるイルカプレイングタイム。
夕焼けをバックに大ジャンプするイルカはそれはもう美しいの一言。太陽の沈む位置、沈む時間によって撮影できるアングルは変わりますが、オススメは夏の終わり頃です。

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で、このイルカが飛び込んだプールの水中も見ることができるので、大ジャンプ後のイルカの着水をじっくり観察するのが私のオススメポイントです。裏舞台も楽しみましょう。

自分もペンギンの群れに仲間入りしてみよう!

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次に楽しんでいただきたいのは、ペンギン。

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コロナ禍でなければ、ペンギンの散歩を見たり、ご飯をあげたりできます。そしてこのペンギンの水槽には面白い仕掛けがあります。
なんとペンギンたちの群れの目線を体験できます。運が良ければ、可愛らしいお尻を間近で拝むことができます。

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新たな人気者!ゴマフアザラシを間近で見よう!

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大水槽(綿津見の景)や渦潮の景ではすごく綺麗な写真を撮ることができ、人気の撮影スポットになっております。ですが、その映えスポットに負けないアイドルが最近引っ越してきました。ゴマフアザラシです。

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一気に人気者になったため、先住人のアシカがちょっと拗ねているとの噂ですが、その人気も納得の愛らしさ。

ここまで近くでゴマフアザラシをじっくり見ることはなかなかないと思いますので、是非会いに行ってみてください。

まばたきや動きがキュート!トビハゼに癒やされよう

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そろそろ大きな生き物ではなく、小さな生き物を見に行きましょう。

ご存じトビハゼです。このトビハゼ、魚なのに前ヒレでひょこひょこ陸を進む姿に癒されます。が見ていただきたいのは、トビハゼたちの小競り合いです。

じっと見ていると、時々喧嘩をしているんですね。その喧嘩の仕方が可愛くて仕方がないのです。
どの子の力関係が強いのか、観察してみてください。

様々な企業やアーティストとコラボ!いつも新しい美しき水族館

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最後にオススメしたいのは、光の演出で見る人を魅了するアーティスティックな内観と、この四国水族館で開催されるイベントの数々です。

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来て頂くお客様に新鮮な体験を提供するため、常に新しいイベントを仕掛けてくれております。最近では黒板アーティストの中島玲菜さんの作品が展示されております。(2022/4/10まで)

実際に水族館内で実施されるイベントから、SNSを活用したプロモーション、ゲストを招いてのイベントなど、変化する水族館を是非楽しんでみてください。

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瀬戸内Finderフォトライター 日髙 慎一郎

※感染症対策に配慮した上で撮影を実施しています。

関連地域

香川県

瀬戸大橋を介して本州と四国を繋ぐ四国の玄関口、香川県。県民のソウルフードとして親しまれている「讃岐うどん」は、県外からも多くの観光客を集めています。歴史的な観光資源と個性豊かな島々に恵まれてているのも特徴。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得した「栗林公園」、長い石段で有名な「金刀比羅宮」に加え、どこか地中海を思わせる美しい小豆島の他、せとうちの風景と現代アートを融合させた取り組みも人気を博しています。

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