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やみつきになる疾走感!四国最大級!全長730mのジップライン/とべもりジップライン(愛媛県松山市)

やみつきになる疾走感!四国最大級!全長730mのジップライン/とべもりジップライン(愛媛県松山市)

池をはさんだ2つの施設がジップラインでつながってるってどういうこと?
想像しただけでわくわくします!

そもそもジップラインってなに?

ジップラインとは、ワイヤーを滑車で滑り降りていくアクティビティ。
出発地点の高さやワイヤーの長さなどによってスケールは様々ですが、とべもりジップラインは全長730m、最大高低差35mと四国最大級のスケールなんです!

このジップラインを体験するには、愛媛県伊予郡にある『とべ動物園』(入園料要)と愛媛県松山市にある児童館『えひめこどもの城』(入園無料)へ入園する必要があります。
どちら側からスタートしてもジップラインの料金は変わりませんが、こどもの城からスタートする場合はジップラインの料金ととべ動物園の入園料の合計額を支払います。

ジップラインのルートは2つ。
動物園のトラ舎前(標高115m)をスタートしてこどもの城芝生広場(標高94m)へゴールするルートと、こどもの城てっぺんとりで(標高150m)をスタートして動物園のトラ舎前(標高115m)へゴールするルートがあります。
この2つのコースを使って往復するので、どちらからスタートしても両方のルートを楽しめます。

また、2本のワイヤーで二人同時に並走ができるので、専用のスマホホルダー(レンタル)を使ってお互いを撮影しあうことも可能です!

ジップラインでとべ動物園からえひめこどもの城へGO!

私も初めて体験するジップライン、4年生の娘と一緒に体験してきました。

ハーネスの装着はスタッフの方にお任せ。丁寧に装着してくれて安心です。

同じ時間にスタートする人たちとは、共に戦う戦友のような妙な一体感。
戦友がスタートするのを大きな声で送り出しながら、自分の番を待ちます。

浮かない表情。この待ち時間が一番ドキドキしますよね……。

体験しないと語れない!圧倒的な爽快感に感動!

スタート地点に立つと、当たり前ですがゴールまでのルートが一望。予想よりはるかに高さを感じます。
一歩踏み出す勇気が出ないかも…の心配はご無用。スタッフの方が掛け声に合わせて背中を押してくれるスタイルなので、踏み出す勇気は必要ありません(笑)。

いざスタートすると、ぐんぐん上がるスピード!ハーネスの安定感のおかげかそれほど怖さは感じず、景色を見る余裕も。なにより疾走感がたまりません!圧倒的な非日常感と爽快感!これはもう、体験しないとわかりません!

滑走前は少し怖がっていた娘でしたが、すべってみると「めっちゃ気持ちよかった!早くもう一回やりたい!」と、帰りのスタート地点へ急ぎ足で向かっていました。

背中が頼もしい。

行きと帰りで異なる疾走感

ルートは2つとお伝えしましたが、こどもの城のてっぺんとりで発、動物園着のルートは高低差35m。高さも高いし距離も長い。

この違いが結構大きくて、スタート地点に立った時、行きの高さとは全く違う感覚を覚えました。
帰りはスマホで並走する娘を撮影してみよう~なんて思っていたのですが、片手を離すと体がぐるんと回転してこわい!!撮影は諦め、しっかりハンドルを握りしめてゴールしました(笑)
うん、間違いなくこっちがラスボスです。
とはいえ、何よりも爽快感が気持ちいい!この爽快感、子供も大人もやみつきになること間違いなし。書いている今、すでにもう一度やりたくてウズウズしています。

自然の地形を利用した展示で自然体の動物に会える『とべ動物園』

ジップラインは小学4年生以上から。それならうちの子たちにはまだ早いか……と諦めることなかれ。
とべもりジップラインの最大の魅力は、長さでも高さでもなく、ふたつの施設がつながっていること。

とべ動物園は、檻や柵をできるだけ使わない展示が特徴。サバンナエリアでは、柵なしでライオンを見ることができ、そのライオンの奥でキリンやシマウマがのんびり過ごす姿が。まさにサバンナを体感できるゾーンです。

そして、必ず会って帰ってほしいのが、全国にファンをもつホッキョクグマの「ピース」。人工哺育で大きくなったホッキョクグマは国内初です。飼育員さんの愛をたっぷり受けて大きくなったピースはとべ動物園のアイドル。かわいらしい姿で私たちを癒やしてくれます。

遊具や乗りものなどアトラクション満載の大型児童館『えひめこどもの城』

親子で乗れるてんとうむしのモノレールやボート・ボブスレーの他、四輪バギーもあって、大人も子供も嬉しい乗り物満載。
広い園内を移動できるトレインも走っているので、子供たちが歩き疲れても安心です。
お城をモチーフにしたあいあい児童館の中にも大型遊具があり、建物全体が遊び場になっているので雨の日でも思いきり体を動かして遊べるのがありがたいですよね。

いざ予約! WEB事前予約で抜かりなし

ジップラインのスタートは動物園からでも、こどもの城からでも可能。
ジップラインが初めての方は、動物園側からのスタートで肩慣らしするのがおすすめです。最初からダイナミックにいきたい派の方はこどもの城からスタートしてみてください!

予約に空きがあれば当日までWEB予約が可能ですが、断然、事前予約がおすすめ。(電話予約は受け付けしていません。)
スタート地点を決めたら、行きと帰りの時間をそれぞれ選びます。

行きと帰りは1時間以上空けての予約になりますが、空いた時間は施設内で自由に選べます。どちらの施設も一日中遊べるので、どんな風に過ごすのか計画するだけでわくわく。
グループで訪れる場合はそのグループ構成に合わせて計画を立てて訪れるのがおすすめです。

予約が完了すればあとは身を任せるのみ(笑)。
あなたもきっとやみつきになること間違いなし! ぜひジップラインの疾走感を存分に味わってきてください!

瀬戸内Finderフォトライター あおの あきえ

※感染症対策に配慮した上で撮影を実施しています。

関連地域

愛媛県

愛媛県といえば、みかん。全国的に知名度も高く、近年では穏やかな気候を活かして多くの柑橘類を生産している。また日本最古の温泉「道後温泉」や、城下町として栄えた松山では、ゆったりとした時間を味わえます。愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」からは、多島美景観だけでなく、大迫力の造船所を眺めることもできます。村上水軍ゆかりの地や、せとうちの海産物を楽しむ島巡りもおすすめ。